突然のレンジフード(換気扇)の異音!
原因と対処法4選
レンジフードを使用している時にふと異音に気づいたことはありませんか?レンジフードの異音には「ゴー」「キキキ」と様々なものがあり、異音の種類によって原因を見つけ、対処することが可能です。重大な事故につながる恐れのあるレンジフードの異音。今回はその対処法まで徹底解説していきます。
レンジフードの異音の原因は?
内部のホコリや汚れ

レンジフードはプロペラなどの内部に油汚れが溜まりやすいです。プロペラに汚れが付着することで回転が悪くなり、異音を発する原因になります。
オイル不足

ファンやプロペラを円滑に回転させるために必要な潤滑油が不足する場合があります。
最初は十分な量の潤滑油があった場合でも、換気扇を回すごとに少しずつオイルが減っていき、異音を発することがあります。
モーターの破損や変形

モーターを使用していると軸がずれ、破損や変形をする場合があります。また、内部にホコリや汚れが溜まることによっても軸ずれがおき、同じく破損につながるパターンも考えられます。 このまま使用を続けることは安全面・衛生面を考えると危険です。
経年劣化

レンジフード(換気扇)の寿命はおよそ10年と言われています。 しかしこれはあくまで目安なので、使用頻度によってはより早く寿命がきているパターンもあります。
その他
その他の原因では、複合的な原因による異音など素人判断が難しいものもあります。
もし判断に迷われた場合はプロにお任せするのも一つの手だと言えます。
レンジフードの異音ごとの対策方法
「ゴー」と重い音は油汚れを取り除く

「ゴー」「ブォー」という重い音は油汚れやホコリがフードフィルターに付着することによって起きています。 油汚れは酸性です。アルカリ性洗剤や酸素系漂白剤が効果的です。 プロペラの掃除と一緒に取り外して漬け置きできるものは酸素系漂白剤で、取り外しできないものはアルカリ性洗剤のスプレーを使って拭き取るようにしましょう。 「酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を使う」ということを覚えておけば、頑固な油汚れもびっくりするくらい綺麗に落ちてくれます。 プロペラ自体が汚れていた場合の異音なら、この掃除だけで異音はなくなってくれます。
「キキキ」と乾いた音は潤滑油を使用する

「キキキ」と乾いた音は軸の潤滑油が足りなくなっている可能性が高いです。
ファンやプロペラにはその回転を円滑に行うために潤滑油が使われています。
この油が減ってしまうことで軸の回転が悪くなり、乾いた異音の原因になります。
潤滑油を塗る際は換気扇の羽を外し、軸部分に使用します。
ここで気をつけるべきなのは潤滑油を塗りすぎないことです。
潤滑油はあくまで滑りを良くするものであり、たくさん塗ったからといって効果が高まるものではありません。
少量で良いので軸部分にしっかりと塗ることを心がけましょう。
「カラカラ」と引っかかる音は
モーターを調べる

「カラカラ」と引っかかる音はモーターを調べる必要があります。 軸がずれてしまっている場合は変形や破損している可能性も高いため、プロに依頼するのがおすすめです。
その他

代表的なレンジフードの異音は取り上げましたが、経年劣化や複合的な原因の場合はレンジフードの購入をおすすめします。
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