エアコンの寿命と買い替え時期について解説!
エアコンの寿命には、「エアコン本体の寿命」と「メーカーの補償性能部品の最低保有期間」に注目する必要があります。ここでは、それぞれをわかりやすく解説し、実質的なエアコンの寿命を紹介します。キーワードとなるのは、補修用性能部品!ぜひ参考にしてくださいね。
エアコン本体の寿命を確認
まずは、エアコン本体の寿命について紹介します。
エアコンの寿命はどのくらい?
エアコン本体の寿命は、「10年から15年程度」です。実際には15年未満で寿命を迎えるケースが多いので、注意してくださいね。
購入したエアコンが10年を迎えるタイミングで、不調がないか確認をするようにしましょう。
目安!エアコンの寿命
エアコンの寿命:10年~15年程度
エアコンの寿命を確認する方法
エアコンに付いているシールを確認することで寿命を確認することができます。具体的に何を確認すれば良いのかというと、シールに記されている「統計上の標準使用期間」と書かている部分です。
統計上の標準使用期間に年数が示されているので、ぜひ確認してみてくださいね。
エアコンの寿命確認方法
方法:エアコンに貼られているシール「統計上の標準使用期間」で確認
【重要】寿命を迎えたエアコン!修理ができないケース?
ここまでエアコン本体の寿命についてお伝えしました。ここからは、買い替え時期や修理には欠かせない知識、エアコンの部品についてお伝えします。
寿命を迎えたエアコン:なぜ修理できない?
エアコンの寿命は、概ね10年~15年。「なら、15年くらい経ったら買い替えか修理を検討しよう」と考える方は、多いのではないでしょうか。
メーカーに修理部品があるのか確認する必要がある
寿命を迎えたエアコンを修理する場合、「メーカーさんが修理部品を保管しているかどうか」を確かめる必要があります。
メーカーさんが修理部品を保管している最低年数は概ね10年です。これを「補修用性能部品の最低保有期間」なんて呼ばれています。
エアコンの寿命が最大でも15年程度。メーカーさんの部品を保管する最低年数が10年程度。そうなると故障した時点で、すでに修理ができない状況になっている可能性があります。ぜひ注意するようにしてくださいね。
【必ず確認】実質的なエアコンの寿命・買い替え時期
ここまで、エアコン本体と補修用性能部品(簡潔に述べると修理用の部品)について、お伝えしました。実質的なエアコンの寿命や買い替え時期は、メーカーさんが補修用性能部品の保管期間となります。そのため、「10年を目安」にエアコンの買い替えなどをするようにしましょう。
補修用性能部品
最低保有期間:10年前後(寿命・買い替え時期)
エアコンが寿命を迎える時のサインを紹介
ここでは、エアコンが故障した時のサインを確認します。
エアコンが故障した時のサイン一覧
- ・エアコンから水が漏れる
- ・リモコンに反応しない
- ・設定温度と体感温度が違う
- ・異常な音・異臭がする...など
エアコンの水漏れは、ドレンホースというエアコンの中にある水を外へ吐き出すためのホースの故障が原因となります。これが故障すると溜まった水が室内機(エアコン)へ向かってしまいます。そのため、水漏れのような症状をきたす場合があるんです。
リモコンに反応しない場合は、センサーの故障が考えられます。また、室外機(家の外に付いてるファンのような機械)や冷媒が故障すると設定温度による正常な運転ができなくなってしまいます。