給湯器の凍結防止対策ガイド|10年以上使っている方は特に注意!

なぜ給湯器は凍結するのか?

冬場に気温が0℃以下になると、給湯器内部や配管の水が凍結することがあります。特に夜間に冷え込むと、使用していない間に水が動かず凍りやすくなります。
今日からできる凍結防止対策
- ・外出時や就寝時でも給湯器の電源は切らない
- ・給湯器に備え付けられた凍結防止ヒーターをONに
- ・外気が当たる配管には保温材を巻く
- ・水をチョロチョロ出し続けることで凍結を防止
凍結してしまったときの対処法
凍結が起きてしまった場合は、ドライヤーやタオルを巻いたお湯などで、ゆっくりと凍った部分を温めます。ただし、急激に熱湯をかけるのは破損の原因となるためNGです。
10年以上使っている方は要注意!交換の目安
一般的な給湯器の寿命は10~15年程度。凍結しやすくなったり、エラー表示が出たりする場合は、そろそろ交換のタイミングです。特に古い機種は凍結防止機能が弱いことが多いため、故障リスクが高まります。
凍結防止機能付きのおすすめ給湯器
この記事の監修者

永野 祥司 (ながの しょうじ)
永野設備工業株式会社 代表取締役
1級管工事施工管理技士/給湯器施工歴30年以上、現在も現場で施工を担当
1993年、設備工事会社に勤務し現場経験を積む。2000年に永野設備工業を創業、翌2001年に法人化。以来25年以上にわたり、住宅設備業界の第一線で活躍している。特に水まわり設備において、提案から設計・施工・販売までを一貫して手がけてきた。現場職人として培った確かな技術力と、一級管工事施工管理技士としての専門知識を併せ持ち、地域に密着した高品質なサービスを提供している。また、ECサイト「住設ドットコム」を通じて商品提案や情報発信を行い、ユーザーにとって本当に役立つ住宅設備の選び方を伝えている。
「実際の現場で培った知識と経験をもとに、お客様が安心して施工を任せられるよう、情報を発信しています。」