流し台またはシンクのみの交換について解説
キッチンの流し台(シンク)の耐用年数は10〜20年と言われています。キッチンを交換される方の中にはキッチン全体でなく流し台またはシンクのみを交換したいという方もいると思います。このページでは流し台・シンクの交換について解説します。
流し台(シンク)の交換について
流し台の交換についてはキッチンの種類によって異なります。
システムキッチンの場合
システムキッチンの場合、多くのシンクが天板(ワークトップ)と一体となっておりシンク単体での交換が困難で天板ごと交換することになります。
一部のシステムキッチンではシンクと天板が分かれているオーバーカウンターシンクとアンダーカウンターシンクがあり、オーバーカウンターシンクは天板の開口部のサイズにあったものであれば交換可能ですが、既製品がない場合はオーダーメイドとなります。
アンダーカウンターシンクは一部シンクの取り外しができないものがあるため、事前に交換可能なものか確認する必要があります。
セクショナルキッチンの場合
セクショナルキッチンは、流し台、コンロ台、調理台がそれぞれ独立している構造です。流し台のシンクのみの交換はできませんが、流し台本体を交換することが可能です。
流し台交換にかかる費用
流し台交換にかかる費用は、「流し台本体の価格+工事費」となります。
2020年9月現在の流し台を製造しているメーカーの希望価格の相場は以下となります。
メーカー | 間口 | 価格(税抜) |
---|---|---|
LIXIL | 75〜180cm | 42,500〜 133,000円 |
クリナップ | 100〜180cm | 46,500〜 140,000円 |
タカラ スタンダード |
100〜180cm | 36,400〜 87,000円 |
ナスラック | 75〜180cm | 42,000〜 126,500円 |
マイセット | 45〜180cm | 5,000〜 120,000円 |
システムキッチンのシンクのみの交換の場合は「シンクの価格+工事費」となり、シンクの素材(ステンレス・人工大理石・ホーローなど)によって価格が異なります。
流し台のみまたはシステムキッチンのシンクのみどちらの場合でも交換にかかる費用は最低約10万円はかかると思ったほうがよいでしょう。また工事費には搬入・設置作業・撤去費用が含まれておりますがキッチンのサイズによって変動します。
さらに施工業者によって工事費にばらつきがございますので、複数社にお見積もりを依頼するといいでしょう。