IHコンロの魚焼きグリルの種類を解説
【IHコンロガイド】
IHコンロ(IHクッキングヒーター)の設置、取替を検討していて、魚を焼く用のグリルをどうするか迷っている方向けに、このページでは魚焼きグリルの種類を各メーカーが出している機器の機能を紹介しながら解説します。
IHクッキングヒーターの魚焼きグリルの原理と種類
ヒーターによる加熱
IHクッキングヒーターのグリルは基本的に上下のヒーターで加熱をするようになっています。ヒーターの種類はメーカーによって様々ですがIHヒーター、遠赤ヒーター、シーズヒーター等あります。
一種類のヒーターを使うのではなく、複数のヒーターを使用して、最適に火力を出せるような工夫がされています。
例えばパナソニックの『ラクッキングリル』では天井面にヒーターを、底面にIHヒーターを設置することで隅々まで加熱ができるようになっています。
グリルの種類
グリルには大きく分けて水あり片面焼き、水無し片面焼き、水無し両面焼きと三種類の焼き方のものがあります。
水に関しては名前の通りで水が必要か否かの違いです。焼くときに水がいるのでひと手間かかるので、水がない方が良い機能といえます。
片面焼き、両面焼きに関しても、両面焼きの方がひっくり返す手間がないので楽になります。
最近のものは水無し両面焼きのものが多いですが、便利な分価格は高くなる傾向にあります。
IHクッキングヒーターの魚焼きグリルのメリット
お手入れが楽
最近のIHクッキングヒーターの魚焼きグリルは網ではなくグリル皿を採用しているものが多く、お手入れが非常に楽です。
例えば日立の『ラク旨グリル』なんかは深めの皿に設定されていて油跳ねが少なくグリル庫内の汚れを抑えることができます。
網ではないので変なこびりつきもなく、皿を取り外してスポンジで洗って丸洗いが可能です。また、表面がフッ素加工されているのも多いので汚れが非常に落としやすいです。
魚焼き以外にも
IHクッキングヒーターのグリルは庫内にヒーターが出ていないものが多く、庫内を広く取ることができます。
それゆえに魚焼き以外の用途、例えば唐揚げやエビフライ等が作れるものあります。
例えば三菱電機の『びっクリアオーブン』では、熱風を循環させて加熱する技術により、ヘルシーなノンフライ調理も手軽に作ることができます。