小型電気温水器の仕組みと取り付け手順を解説!

小型電気温水器とは?
仕組みと取り付け手順を徹底解説

小型電気温水器とは?仕組みと取り付け手順を徹底解説

小型電気温水器とは、洗面台やキッチンの下に設置できるコンパクトな温水器のことをいいます。配管と蛇口の間に設置して温水器の中でお湯を保存しておくことで、蛇口をひねった時にすぐ適温のお湯を出すことができます。

このページでは小型電気温水器の特徴や仕組み、取り付けに関することについて解説します。

目次
小型電気温水器の特徴
小型電気温水器の仕組み
小型電気温水器の取り付けするには

小型電気温水器の特徴

小型電気温水器のメリット

小型電気温水器には以下のようなメリットがあります。

  • ・取り付けの手間が少ない
  • ・電気の消費も少ない
  • ・捨て水の節約になる
  • ・動作音が静か

水が流れる配管と蛇口の間に設置するだけなので手間がかからず、電源のオンオフもできるので電気の消費を少なくできます。
また、電気温水器と違い蛇口と近い距離に設置するので、お湯になるまでに流れる冷たい水(捨て水)が出ずすぐお湯を利用できます。

小型電気温水器のデメリット

小型電気温水器は、1.5Lの物から大きくても25Lの製品までしかないため、シャワーやお風呂など大量の水を利用するのに向いていません。

シャワーで温水を利用する場合、10分間に60Lの水が必要になるため、小型電気温水器で補うことが難しいのです。

小型電気温水器の仕組み

小型電気温水器には、2種類のタイプと出湯方式があります。種類や出湯方式によって小型電気温水器の作りが違うので、その仕組みについて解説します。

小型電気温水器のタイプ

小型電気温水器のタイプ:適温出湯タイプ

適温出湯タイプ

適温出湯タイプとは、沸騰させたお湯と水を混ぜて適温にした状態で排水するタイプの小型電気温水器です。小型電気温水器の中でお湯と水が混同されることから、熱湯が出ることがないため、やけどの心配がなく安全に利用できるタイプになります。

小型電気温水器のタイプ:出湯温度可変タイプ

出湯温度可変タイプ

出湯温度可変タイプとは、熱湯と水の温度バランスを混合水栓(蛇口)で決めて排水するタイプの小型電気温水器です。水の温度を自身で調整する必要があるため、混合水栓の理由が必須になります。

出湯温度可変タイプ

先止め式とは

小型電気温水器のタイプ:先止め式とは

先止め式は、蛇口のノズルを回す部分で水を止めているため、小型電気温水器の中にある水の圧力や電気で水を温めるときの膨張を防ぐために、圧力を抑える減圧弁と内部の圧力を外に逃がす安全弁が付いています。

元止め式とは

小型電気温水器のタイプ:元止め式とは

元止め式は、タンクに水が貯水される前に水を止める仕組みです。先止め式と違い、小型電気温水器に水圧がかからないため、減圧弁と安全弁が付いていません。

小型電気温水器の取り付けするには?

小型電気温水器を取り付けるには、蛇口と給油ホースを繋げるだけなので簡易的ではありますが、工事が必要になります。

小型電気取り付けの際に準備するもの

工事を依頼する際に必要になるのが、小型電気温水器本体と排水器具です。また、使用している配管の長さをご自身で確認する必要があります。

配管の長さを図る際には、以下の「配管さし」をプリンターでコピーしてご使用ください。

小型電気温水器:配管さし
配管さしの使い方・印刷はこちら >>

※プリンタの無い方はご自身で配管さしを紙で作ってご確認ください。

配管のサイズは使用場所によって測る場所が違うため、下記を参考にするとよいでしょう。

小型電気温水器:サイズを測る場所
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