給湯器の取替工事・選定説明は住設ドットコム


給湯器の説明

配置形状について

屋外壁掛型

屋外壁掛型

一戸建て住宅・マンションのベランダなどの壁に取付けされている。

●ポイント
給湯器の下から配管が出ている


給湯器の下に配管を隠す「配管カバー」がついてたり、配管カバーが地面まであって、配管が見えない場合もございますが給湯器の側面から配管が出ていなければ壁掛けタイプです。
*配管カバーも新しいものに取替えが必要です。

「据置台」がついている場合も給湯器の側面から配管が出ていなければ壁掛けタイプです。
*据置台も新しいものに取替えが必要です。

屋外設置型

屋外設置型

主に一戸建て住宅で、地面や、ブロックに置かれている

●ポイント
給湯器の側面から配管が出ている
浴槽に穴がひとつ


「据置架台」に設置されている場合は、据置架台も新しいものに取替えが必要です。

屋外浴槽隣接設置

屋外浴槽隣接設置

主に一戸建て住宅で、地面や、ブロックに置かれている

●ポイント
給湯器の裏から浴槽に向かって配管が2本出ている


浴槽に穴がふたつ

屋内設置

屋内設置

一戸建て住宅やマンション、店舗など

●ポイント
屋内設置型の給湯器には、FF式とFE式というものがあります。


FF式は、「強制給排気」式のことで、機器に内蔵されたファンで燃焼のための空気(酸素)も外気から取り込み、排気ガスも外へ吐き出す方式です。上についている配管が2本または2重になっています。

FE式は、「強制排気」式のことで、燃焼のための空気(酸素)は室内から取り込み、排気ガスだけをファンで外へ吐き出す方式です。上についている配管は1本です。給湯器本体に空気を取り込む窓みたいなものがついています。

PS設置型

PS設置型

マンションの玄関横のパイプスペース(PS)と呼ばれる場所についているタイプ。
扉はついていない

●ポイント
壁掛けタイプの給湯器を取り付けますが、現在の機種の大きさにより、取付けできる機種が限定されます。現在の機種の方が小さくなる場合、隙間を埋めるアダプターが必要になります。


アダプター一覧
(アダブターが必要な場合は備考欄にご記載ください。)
既存給湯器 取替給湯器 アダプター
OURB-1601DSA RUF-VS1615SAW OUP-D-G4
RGH-16JMVB RUX-VS1616T-E UOP-5030-2


PS扉内設置型

屋内設置

マンションの玄関横のパイプスペース(PS)と呼ばれる場所についているタイプ。
扉はついている

●ポイント
壁掛けタイプの給湯器を取り付けますが、現在の機種の大きさや排気方向により、取付けできる機種が限定されます。


新しく取り付ける給湯器との排気の穴の位置が異なる場合は、扉に穴を開けなおす必要があります。

現在の機種の方が小さくなる場合、隙間を埋めるアダプターが必要になります。

ガス種の調べ方

ガス種

ガス種を間違えますと不完全燃焼や火災の原因となります。
ご注文前に必ずご自宅(使用場所)のガス種が「都市ガス」か「プロパンガス」かご確認ください。

【都市ガス】
宅内に、ガスのボンベがない。
当店のHPに掲載しているガス機器の都市ガス用は、13A・12A共用のものとなります。
東京ガス・大阪ガス・東邦ガス・京葉ガス・西部ガス・北陸ガスなどから請求書が届いている場合は「都市ガス」です。

【プロパンガス】
宅内にガスボンベがあり、ガス業者より請求が届いている

追いだき・追い足しとは

追いだき・追い足しとは

【追いだき】
浴槽内のお湯を循環させて、おいだきします。
お湯の量は変わりません。

【追い足し】
おいだきボタンを押すと、高温水が足され、湯量が増えます。

エコジョーズと従来品の違い

  エコジョーズ 従来品
排気量 給湯器エコジョーズ 給湯器従来品
年間コスト 約107000円
(LPガスで4人家族の場合)
約128000円
(LPガスで4人家族の場合)
本体価格 約20万円
(フルオート24号)
約11万円
(フルオート24号)
国より補助金 2万円(22年第2期) なし
CO2排出量 従来品より13%削減  
機能種 フルオート
オート
フルオート
オート
給湯専用
注意点 ドレン排水が必要
マンションPSは取付不可
 

フルオート、オート、給湯専用とは

フルオート、オート、給湯専用とは

号数の選び方

号数の選び方

号数UPの注意

たとえば、16号から24号に取り替える場合など、ガスメーターの容量が足りない可能性があります。都市ガスの場合は、大阪ガスや東京ガス、プロパンの場合はプロパン屋さんへ,マンションにお住いの方は、マンションの管理組合さまへ号数Upしても大丈夫かどうか、ご確認ください。

給湯専用や高温足し湯タイプからおいだき付へ変更の注意

給湯専用からおいだき付へ取替えの場合、浴槽に追いだき用の穴を開ける必要があります。穴を開けられない場合は取替えできません。

高温足し湯タイプからおいだき付へ取替えの場合

追いだき配管おいだき配管と、おいだきアダプターの取替えが必要です。おいだき配管の距離によって、金額が変わりますが、基本工事費+2万円~5万円必要です。

書かれている工事費のほかに必要な費用はありますか?

基本工事金額は、既設の給湯器の同等機種に、本体とリモコンのみを取り替えた場合の金額となります。出張費や、撤去・処分費は含んでおります。

下記のような場合は、追加費用が発生いたします。ご注意ください。

[逆配管の場合]
給水・給湯・ガス配管が逆になる場合、配管の延長工事が必要となりますので、+8,400円
[設置場所が狭く1人での作業が困難な場合]
都心部に多いのですが、給湯器の設置場所が狭く、取り付けが1人ではできない場合には職人1人分追加+12,600円
[据置台などに設置されている場合]
現在、据置台などに設置されている場合。
新しく取り付ける給湯器の方がほとんどの場合、幅が広くなりますので、専用の据置台が必要となります。
別途据置台の商品代金+取付費8,400円
既設の据置架台などを利用できる場合は、加工費と材料費として+12,600円
   
[2F部分などに設置されている場合]
給湯器の設置場所が2F部分など、取り付けが1人ではできない場合職人1人分追加+12,600円
また、高所作業になる場合は、現地確認のうえ、追加料金が必要となります。
  
既設の給湯器の品番をお知らせいただき、写真をお送りいただいております。写真を見て追加費用がないか判断させていただきますが、場合によっては現地調査にお伺いいたします。